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2023-09

PIC32MX230の値上がりが近い

秋月で64KBクラスと手頃に見えるこの容量のデバイスの在庫が危ういようです。 買い逃したら次はデジキーやマウザーと同程度の価格になってしまうのでしょうか。 64KBのメニューはAVRであれば32KB相当でしょうから相当なコードが詰め込めるはずです。 USBaspですら8KBのデバイスしか使っていませんから、 売れ行きの悪そうな16KBのメニューでもUSBaspと同程度には楽しめそうな予想ができなくもないのですが、 下馬評では32KBのメニューが最低限度とされているように見えます。

VIMのお節介を止める

vimのオートスタイルでイライラする場合は下記を ~/.vimrc に書いておくと良いようであります。

GNUスタイルのインデントには基本的に用事はありません。 もっとマシなスタイルが組み込まれていればスマートインデントとやらも使ってみる気がするのですが、 どうも何かが違うのです。 とりあえずoffにしておきましょう。

Multi-Voltage I/O

AVR DDファミリがサポートするMVIOはどの程度期待されるでしょうか。 まず、メインとなる電源を5Vのまま維持することには次の利点があります。

結局のところ、小型マイコンを使うような回路では5V電源を維持した方が都合が良いのですね。 なので5Vを主体とするマイコンの需要はあるのだと考えられます。 3.3Vを必要とするのは昨今流行りの32bit マイコン類、メモリ類、それらを想定したセンサ部品です。 付け加えるならUSBのインターフェース部分も3.3Vのロジックで構成されますので、 ソフトウェアUSBを使うのであれば3.3Vとのインターフェースが必要になります。 MVIOがあった方が便利な場面は確かにあります。

旧来、MVIOを実現する回路は嘘くさいものが多かったという課題があります。 デバイス内蔵のクランプダイオードを頼りにした回路であったり、抵抗で吊るだけであったり。 これらの「とりあえず動けばよい」という雑な回路が 「清く正しい回路」になるだけでも精神安定効果が見込めます。 MVIOピンはデバイスあたり4bitと数が少ないですが、きっと役に立つでしょう。

それから、例題は少ないと想定されますが、 1.8V等の低電圧ロジックと接続する部分ではMVIO機能の独擅場です。 この電圧からまとめて5VにインターフェースするICは少ないので、 AVR DD内蔵のMVIOが役に立つのだろうと思います。 もっとも、ビット幅が大きかったり、特に速度を要求される場合はこの限りではありません。


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