秋月価格で330円から350円に値上げされました。 デバイスがよく売れているのかどうかはわかりません。 在庫が少ないだけかも知れないからです。 コードエリアとして64KBの容量を使い切れる気はしないのでAVR16DD28が安価に販売されたらいいなと思います。
日本のインターネットアクセスがIPv6で配られるようになって年単位の時間が過ぎました。 それにしても4over6の形式は乱立しすぎです。 DHCPv6 optionでconfigを配るぐらいの規格準拠はできなかったのでしょうかね。 いくら今どきのルータがhttpdを搭載するからといっても、 httpに依存するのは筋が悪いのではないかと思います。
大手を振って展開されてしまった後なので今更戻れないのも事実。 世界標準で作られた製品が使えない暗黒時代の始まりです。
DS-LiteはIPv4在庫の厳しいプロバイダが採用しています。 多くのCPEルータが対応しており、AFTRのアドレスを特定できれば比較的容易に実装できます。 少人数で使用する回線に向いています。
MAP-EはIPv4在庫の潤沢なプロバイダが採用しています。 ポートセットをスライスして配る方式のため、CPEでNAPTを工夫する余地があることが特徴となっています。 比較的大人数で使用する回線に向いていると言えるでしょう。 事業用とするには固定IPv4とすることが推奨されています。
いずれもUDPとTCP以外のプロトコルは透過できません。 プロトコル開発の技術としては、暗黒時代がまだまだ続きます。
過去利用してきたプロバイダに大きな文句はありませんでしたが、コストセービングのために乗り換えました。 IPv4 over IPv6 tunnelの性能は、まあまあ期待に沿ったものだと言えるでしょう。 一方、IPv4 over PPPoE の性能は悲惨であるとしか言いようがありません。 旧式設備については投資するのをやめてしまったのだと思われます。 これでIPv4 over IPv6に乗り換えようと企画を打っているのですから、マッチとポンプも甚だしいところです。
IPv4は使い込まれているだけあってRTTが安定していますが、 IPv6のRTTは奇妙なので、何がなんだかよくわかりません。 IPv6のrouteはあまり最適化されていないのだろうなということは伺えます。
PC Engines APU2はCPU coreに1GHzのクロックしかありません。 この板はCPUの演算能力がプアであると言わざるを得ません。 トラヒックを流そうとしても340Mbps前後の速度しか出ないと言われており、 実際に試しても340Mbps程度で頭打ちになるような感じがあります。 このため、1Gbpsを叩き出そうとするなら、もっとマシなCPUを積んだ機種を検討する必要があります。
NTTフレッツのFTTHでは、クロスプランを除き、ひかり電話を引き込むとIPv6として56bit prefixが提供されます。 引き込まない場合は64bit prefixが提供されます。 ひかり電話がなくても56bit prefixが黙って提供されるようになって欲しいと考えています。 本来は個人や家庭に対してもstaticな48bit prefixが配られるはずだったのです。 もしIPv6の設計思想がIPv4の延長だったら、今頃は128bit prefixが配られていたことでしょう。 想像するだけでも恐ろしいことです。 歴史は64bit prefixで踏みとどまりました。 NATを避けようと運動したことは、それ自体は無意味なことではなかったのかも知れません。
UPSの国内配送は基本クロネコヤマトだと思っていたのですが福山通運でした。 福山通運は日曜日配達をしないので個人にとっては非常に使い勝手の悪い運送会社です。 アメリカンスタンダードでは休日配達をしないので、コスト削減でそのような業者が選ばれたのかも知れません。 法人向け業者は広域配達をしていることがほとんどなことを考えると、 店舗を多数抱えているクロネコヤマトは実は凄いんだなと思わせられます。
それでいざ蓋を開けてみると、福山通運は配達が完全には電子管理されていないではありませんか。 ウェブの問い合わせはできますが実際問題としてはダミーデータでしかありません。 ウェブでどうこうしようとしても情報が更新されておらずいざとなると役に立ちません。 わざわざ音声電話をかけて再配達を指示しても、ウェブのデータは更新されませんので何がなんだかさっぱりわかりません。 さらには配達の時間指定は断られますので、予定日は終日潰れてしまいます。 荷物の受取人としては困ったものです。 法人相手の場合は複数人で立ち会って受け取りますので、時間なんかどうでもいいし、平日限定の体制でもどうでもいいのでしょう。
災いの犯人は個人宛の荷物を法人向け業者に委託したUPSということになりますか。 UPSが自分自身で持ってこられても困る(彼らはビジネスタイムにしか配達をしない)ので、 通関前ぐらいのタイミングを見計らって「国内配送はヤマトに渡して欲しい」と頼む他無いということになります。 それはそれで面倒な話ですね。