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2024-08

はんだごての適温

秋月で買ったスマートはんだごてT65のデビュー戦は市販完成品の修理作業となりました。 最初は何も考えずデフォルトの摂氏300度で対応したのですが、基板上のはんだがなかなか融けずに苦戦しました。 グーグル先生にお伺いを立ててみると、こての温度は摂氏350度が適温なのだそうですね。 世間的に適温とされる摂氏350度でしばらく作業してみることにします。

スマートはんだごてT65はUSB Type-Cで給電する仕組みになっており、 こての根本でコネクタを差し込む構造になっていて電源切断が簡単に行えるという利点があります。 これは安全を担保する上で大変にありがたいです。 最大でもDC20Vしか扱いませんので、対象物に対する電気的ダメージも最小限度で済むという点も安心感があります。 もっともセラミックヒータなのでAC100V給電でも気にすることはないのですが。とりあえず。

熱収縮チューブ

アマゾンのマケプレとモノタロウで試し買いしてみました。 アマゾンのマケプレはご多分に漏れず偽物が氾濫しており、経験の限りでは、宣伝された通りの効能はありませんでした。 モノタロウで買ったチューブは比較的マシな部類でしたがそれでも宣伝された規格からしてギリギリNGかなぁ、という感想です。 まあそんなに絞り込むような使い方をしてはいけない、というのが本来のところだと思います。 電子工作では配線材ギリギリの太さを基準にチューブを選びますから、高収縮チューブの出番はないのですね。

二層構造で粘着剤が一体成型された高収縮チューブは補修材として使い勝手が良いと思いました。 値段が安ければいいのですが、高収縮チューブは透明チューブの設定がないのと、とにかく高価なので、普段遣いにはしないと思います。 売り物は中身が見えないほうが良いでしょうが、自作品として自分で使うものは透明で中身が見えたほうが安心です。

USB-UART + AVR

USB-UARTブリッジとして秋月のラインナップにあるCH340Eから揃えようとすると、I/Oが5V電源に固定されます。 あのモジュールはArduinoが目的であると割り切った設計になっているのですね。 FTDI系のブリッジを使えば、そのままで3.3V I/Oを実行することができます。 3.3VでI/Oを実行したいときにはFTDI系のブリッジを選ぶのが良いでしょう。 ただし、FTDI系のブリッジはCH340系に比較すると少し品薄気味であり、さらに高価です。

CH9102Fモジュールが秋月で発売されました。 こちらはジャンパの選択でI/O電圧を外部供給とすることができ、用途によっては好都合です。 ただし基板上にあるゼロオーム抵抗のジャンパを外さないといけないので、そこが実作業として厄介なんじゃないかと考えています。 設計で一応考慮はされているものの、実質のところは5V限定の商品と呼んで良いかも知れません。


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